今日の本 心揺さぶられる贈り物
市橋織江 Gift

市橋織江からのGift

僕が、今、もっとも逢いたい、一緒に仕事したいカメラマン。
市橋織江さん。
市橋さんの写真集「Gift」発行は2009年と少し前ですが、ご紹介。
映画ホノカアボーイの撮影でも知られるカメラマンの市橋さんが、世界各国で撮影した写真をまとめた写真集がGift。広い荒野にぽつんと佇む小屋、そして見上げるほどに広がる青い空、目を奪われる表紙から、中を開くと透明な色とも言える、独特の色彩をもった写真が広がる。

市橋織江さんからの、目と、心への贈り物。
淡い色合いなのに、シャープな空気感。市橋さんの写真にはキツイ赤色がない。
天気のいい日に、輝く太陽を見て、そして世界にピントを合わせる。その瞬間に、ほんの一瞬まぶたに焼きつく、刹那な美しい時間。それが、市橋さんの写真に、焼き付けられているような気がする。
見ているだけで、頬がにやついてくるような、幸せに包まれる。
きっと、爽やかな風が吹いて、日差しが暖かく照らし、すがすがしい空気が体を包んでいるんだろうな。風に撫でられた水面がゆれて、太陽の光をキラリキラリと反射して、そこで過ごす瞬間。
僕は市橋さんの写真から「憧れの日曜日」そんな言葉が浮かんでくる。
今週末は、市橋さんの写真の中に入り込んで、ビール片手にゆっくりと時間を送りたい。

市橋さんは、広告の写真でも活躍している。
キリン一番搾りや、ハウスメイト。青森に延伸した東北新幹線の「MY FIRST AOMORI」シリーズも市橋さんの撮影だ。
それも、市橋さんらしい色使い、空気感が、目を奪われる。
いつか、一緒に仕事をしたいものだ。そして、いつか一緒にビールでも飲みたいものだ。その時は一番搾りで。

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